2013年11月24日日曜日

「うどん屋かぜ薬」  Japanese style cold remedy


志摩地方は明日朝から雨模様とのこと

義母の葬儀から風邪気味で 喉の痛みや鼻水が絶えない



私が子供の頃は いまのような「かぜ薬」はなかった

志摩では「シンジュエン」というかぜ薬がよく使われていた

他に「うどん屋風一夜薬」がもっともポピュラーであった事は 

高齢の方のみが知っておること

昭和は遠くなりにけり




アツアツの「うどん」をすすり これらの薬を飲み 

頭から布団をかぶり ひたすら汗をかく

下着や寝巻きを何度も替え 汗を搾り出す

汗とともに 体の芯から 風邪が抜けていくのが体感できる療法なのだ

今の 薬品成分など足元にも及ばない 数百年の歴史があるからだ

現代薬は合成成分が多く 肝臓などへ身体的負担が大きい

よく効くは すなわち 肉体を傷めて結果を引き出すもの



風邪を引いたら体を暖めること

身体の芯に潜む病原を 自らの身体の熱で攻撃する

その結果が「あせ」として体外に放出されるメカニズムを理解することだ

鼻水 咳 痰 人体は不要なものを自然と防御 排出する仕組みが備わっている



「うどん屋かぜ薬」 大いに役立ててもらいたい

日本人が先祖から受け継いだ大いなる財産でもあり

日本人の体質に合致している



さて 今夜の鍋料理

基本は 生姜 にんにく ネギ タマネギ 唐辛子を投入し

「味覇 ウエイバー」で調整している

材料としては肉団子 豆腐 ぎょうざ ソーセージ 白菜 キャベツ ニラ 春雨などなど

冷蔵庫で眠っているものを放り込む

葬儀でもらった餅もある スライスして 餅シャブシャブもいいかも

とにかくたくさんの野菜と肉類で これでもかと肉体を暖める

これが風邪から早く解き放たれる第一歩なり

最後は雑炊で締め