2013年11月27日水曜日

茶番劇     Farce


2013年11月27日 中日新聞三重県版より



秘密保護法案」が衆院を通過した

「秘密を漏洩した公務員らの処罰を強化した特定秘密保護法案」とあり
警察官僚の発案に間違いないだろう 国会議員にそんな能力はない
国会議員は「官僚機構のロボット」で 自発的に動ける能力や機能は備わっていない

法案の対象は「国家的事実を秘密にしたい人」であり 一般庶民ではない





当然ジャーナリズム界は「知る権利」を盾にハンタイを声高に叫ぶだろう
情報源が閉ざされ また 知り得たとしても処罰対象になるかもしれない
それを恐れてのハンタイだろう事は明白である

報道にあるような弊害が「庶民」にどれほど影響があるのか
庶民が知り得ても「どう解釈し 運用 生活に寄与するのか」 何もわからない
「庶民」より 一歩先んじて知り 自分たちに都合の良い方便や解釈を報道する
今まで「庶民」がいやというほど味わせられた偏向 曲解 誘導 欺瞞報道
それこそが問題となるはずである
「庶民」より優位な立場 目線に位置したい姿勢がはっきりしてきた



知る権利」を声を張り上げ主張する人は それを生業とする業界人である
(自分の生活のため あたかも国民の立場でものを言うがごとく振舞う人)

野党が反対する中 法案の衆院通過も「茶番劇」であり
いままで 嫌というほど見せ付けられてきた画像や過激な見出しと記事
官僚機構とマスコミ業界の結託による「シナリオ」どおりに進められているということ

政権交代を選択したのは「国民」であり 
その片棒を担いでいるのは 何時の世もマスコミ業界だということを忘れてはいけない

この法案は「マスコミ業界」や「法曹界」でも規制がかかる
自分たちの「既得権益を剥奪される危機に瀕するから「ハンタイ」とするのだろう
ハンタイの大義名分つくりは お手の物の「仕事」である
ありとあらゆる手段で国民に対し
自分たちが「第四の権力」であることを棚に上げて
「我々は こんなに権力と戦っているんだ」を見せつけにかかる

マスコミは国民生活にかかわる大きな役割を担っている
「知る権利」を振りかざし 人権蹂躙 非道なことが目に余る昨今
いいかげん「誰かを悪者にすることや 犯人さが」はやめてもらいたい
情報を送る側も 受け取る側も
メディアリテラシーに基づく社会が望まれる

国民はマスコミにバカにされないようもっと学習しなければならない